ヒューマン・キャッチャー Jeepers Creepers2

(C)2003 UNITED ARTISTS FILMS INC.
少年ビリーは、父親タガートの農作業を手伝っていた。突然、カカシのような風貌をした謎の怪物に襲撃される。その悲鳴に気づいて現場に駆けつけたダガード。しかし、空飛ぶ怪物によってビリーは遥か彼方へと連れ去られてゆく。その翌日、対外試合帰りの高校生たちを乗せたスクールバスが、ハイウェイ東9号線を走っていた。突然のタイヤのパンクでハイウェイに立ち往生した。やがて夜の闇が訪れ、走り出したバスが再びパンクして急停車する。その直前、チアリーダーのひとりで繊細な感性をもつ美少女ミンクシーは、奇妙な悪夢にうなされ、不安に駆られていく。彼女の不吉な予感は的中し、路上で発煙筒を焚いていた引率のコーチが突然消失してしまう。まもなく運転手の女性と、もう一人のコーチも空から舞い降りてきたクリ-パーに連れ去られてしまう。やがてバスの窓にはりついたクリ-パーは、その醜悪な形相で、脅えきった若者たちを舐め回すように見すえ、目の前の獲物の品定めを始める。クリ-パーは人間の体臭を嗅ぎ分け、恐怖の匂いがにじみ出る人間を好んで食べるのだ。クリ-パーの襲撃によって、一人また一人と絶命していく若者たち。その頃、クリ-パーの出没情報を入念にチェックしていたタガードが、長男と愛犬を従えて軽トラックに乗り込み、ハイウェイ東9号線を突っ走っていた。クリ-パーと対面したタガートは、すかさず戦闘体制に突入。生き残った若者たちを交え、怪物との命がけのバトルが始まった。

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